医療コラム

ゴールドリボン・小児がんチャリティー上演、講演会

ゴールドリボン・小児がんチャリティー上演、講演会

 

特定非営利活動法人
ハートリンクワーキングプロジェクト
副理事長 林 三枝


来月10月13日に、小児がんの子どもたちをテーマにしたドキュメンタリー映画「大丈夫。―小児科医・細谷亮太のコトバ―」が上映されます。


 この映画は、聖路加国際病院副院長の細谷亮太先生と、元東邦大学教授月本先生、元順天堂大学教授石本先生らが伊勢真一監督と長い年月をかけ制作したもので、命の大切さ、生きることへの希望を改めて考えさせてくれます。
 2011年第85回キネマ旬報文化映画第1位にも選出されました。


 約90分の上映後、医師であり俳人でもある細谷亮太先生の講演があります。
 細谷先生のお話は本当に面白く、分かり易く、そして胸を打ち、癒され、考えさせられ、普段眠っていた様々な人間の感情が呼び起こされ、新鮮な自分が味わえます。


 ハートリンクワーキングプロジェクトとは、就労の機会に恵まれない小児がん経験者に、社会とのつながりを持ち、働きながら社会へ適用する能力・知識・技術等を習得してもらい、自立した社会生活を営む事ができるように支援していくことを目的としています。


 今回の収益金は、一部の小児がん経験者で、抗がん剤や放射線治療、骨髄移植等の治療後に起こる「晩期合併症」と称する後遺症を発症した方への就労支援に使われます。
 上映は10月13日㈯午後2時から、会場は「りゅーとぴあ劇場」です。


 前売り券は3000円で、新潟日報本社、BSN、NIC他プレイガイド、セブンイレブン等で扱っております。皆様のご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。


(注)ゴールドリボンとは、小児がんに対する理解や支援を呼びかけるときに使われる世界共通のシンボルマークです。