教育福祉医療部会(渡邉毅部会長)は3月7日、新潟市社会福祉協議会との共催によりCSR推進セミナーを開催しました。参加者は109名。当日は、㈱スノーピーク代表取締役社長の山井太氏と認定特定非営利活動法人NPOカタリバ代表理事の今村久美氏が基調講演を行った後、新潟大学院技術経営研究科 准教授 長尾 雅信 氏をコーディネーターとして3名のシンポジウムが行われました。
山井氏は、「スノーピークは、『自然志向のライフサイクルの実現』が使命であり、当社の組織・活動それ自体がCSRだと考えている。また、社員は地域社会に対して、PTA活動や商工会議所活動など、自分ができる応分の負担をしようとしている。目的ではないが、社会貢献活動により企業を認めてもらうこともありがたいこと」と語りました。
今村氏は「自己肯定感が低く、自信がなく、意欲も低い若者が多くなっている気がする。少し年上の先輩を中心とした『斜めの関係』の関係の中で意欲が高い子になることもできる。NPO団体に寄付していただける方も増えてきて、『カタリバ』に参加させて欲しいという会社も増えている。『生まれ育った環境』や『関わりあった環境』から『思い描ける未来』を描くことを目標にしている。『カタリバ』は企業や、地域の方々と活動を広げていきたい」と述べ、企業のCSR活動への協力促進を求めました。
2014.3.17 イベント